「キム・ソンア、SHINHWA、チャ・スンウォン、チェ・ミンシク……」

「キム・ソンア、SHINHWA、チャ・スンウォン、チェ・ミンシク……」

　チキンフランチャイズ各社がこぞってトップスターを広告モデルに起用している。昨年ハ・ジウォンさんをモデルに起用したメキシカーナは今度はチェ・ミンシクさんと1年専属契約を結んだ。契約金は公開しなかったがチェさんがS-Oilのモデル料として3か月に1億3000万ウォンを得たことを考慮すると少なくとも3億ウォン以上になるものとみられる。

　チキン業界トップのBBQは「サムスン」キム・ソンアさんをモデルにしたコマーシャルの放送で大きな人気を得ている。BBQは体にいい最上級オリーブオイルで作るウェルビーイングチキンという点をセールスポイントとして活かしている。

　チキン業界でのビッグモデルブームは、昨年初め校村(キョチョン)チキンが「ビ」を専属モデルにキャスティングしたことを皮切りにはじまった。その後アイドルグループSHINHWA(神話、シンファ)が校村チキンのモデルになり、神話は狎鴎亭(アプクジョン)洞に校村チキン「SHINHWA店」をオープンして経営している。

　「ダク(鶏)様」というニックネームの人気コメディアン、パク・ミョンスさんも汝矣島(ヨイド)で校村チキンチェーン店を経営している。

　最近ドゥルドゥルチキンも俳優チャ・スンウォンさんと専属モデル契約を結んだ。年末年初に彼らが登場するコマーシャルが本格的に放送されるとチキン業界は「スターのによる代理戦争」に突入すると予想される。

　しかし、年間売上げが数百億ウォンにすぎない会社が数億ウォンをモデル料に払いながらコマーシャル競争を繰り広げるのは行き過ぎではないかという声もある。