スキーシーズン到来!各リゾートの「看板スロープ」一気に紹介

 そのまま滑るだけでは退屈なスキーヤーたち。ほかの人には真似できないような妙技を見せたいボーダーたち。こんな人々が好むのは実力者だけが楽しめる各リゾートの「看板スロープ」だ。今日は冬到来と共に開場した各スキー場の「看板スロープ」を紹介する。




 最高の速度感とスリルを味わいたいと願うスキーヤーたちは国内では最大傾斜が自慢の茂朱(ムジュ)リゾート「レイダース」スロープに挑戦してみよう。徳裕(トクユ)山・ソルチョン峰(1520メートル)頂上から約953メートルにおよぶコースだ。上段に上るとほとんど絶壁に近いと感じられるほどの傾斜だ。平均傾斜60%。リゾート側は必ず保険に加入してから滑ることを勧めている。「シルクロード」スロープはコースの長さが6.1キロメートルと国内最長が自慢。



 2009年にスノーボード世界選手権大会の開催地に選定された現代(ヒョンデ)ソンウは、既存のハーフパイプを今シーズンから「スーパーパイプ」に改称し、照明施設を大幅に拡充した。スーパーパイプは国内では唯一国際規格(全長140メートル、幅16.5メートル、高さ4.5メートル)に合わせたコース。スノーボード用のテレインパークには難易度別に様々な障害物を設置した。


 フィニックスパークの「パノラマスロープ」は全長2.4キロメートルに最大幅65メートルの初・中級者用スロープ。平均傾斜度が約10度と、初歩者でも無難に挑戦することができ、展望もよく、カップルで利用するのにぴったりのコースだ。


 發旺(パルワン)山(1458メートル)から出発する延坪(ヨンピョン)の「レインボースロープ」は伝統派のスキーヤーに好評のコースだ。国際スキー連盟の大回転、回転、SUPER-Gといった公認コース。2006ワールドカップ大会のファイナル競技が来年3月開催される。

 スキーガイドのパク・スンジン代表は「2014年冬季オリンピックに備え、各リゾートが自分のスキー場の長所を際立たせている」とし、「延坪は伝統的な滑降種目コース、フィニックスパークはフリースタイル、現代ソンウはボーダーのためのハーフパイプに集中投資している」と説明した。

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