受験生ムン・グニョンが23日、光州(クァンジュ)ドンシン高校に設置された個室で“一人で”修能試験を受けた事実が明らかになり、ネチズンの間で論争が起こっている。個別の部屋で試験を受けるのは、特別扱いしすぎだというものだ。
あるネチズンは「これまで芸能人は皆、同じ部屋で試験を受けた」とし、「なんで唯一ムン・グニョンだけに個室を与えたのか、理解できない」と話した。また「試験監督官が代わりに試験を受けたのではないのか」と、措置が不適切であることを指摘した。
しかし、賛成の意見も少なくなかった。多くのネチズンは「特別扱いではない。他の学生に支障がないようにという教育庁の配慮だと思う」と主張した。
これに対し、光州市教育庁側は「ムン・グニョンのための措置ではなく、一緒に試験を受ける他の学生のための措置」とし、「周囲で試験を受ける受験生に負担をかける恐れがあると判断した」と明らかにした。
ムン・グニョンが“国民の妹”と呼ばれるほどの全国民のスターであると同時に修能試験のいち受験生という立場にあるため、個室措置をめぐる論争はさらに激化するものとみられる。
一方、ムン・グニョンはこの日、固い警備のなかで受験した。警察官50人余りを配置して万一の事態に備えたが、これといったハプニングは起こらなかった。