鄭雨盛(チョン・ウソン)、孫芸珍(ソン・イェジン)主演の『私の頭の中の消しゴム』(監督:イ・ジェハン、制作:サイドス)が、10日後には、日本で公開された韓国映画の最高興行記録を更新する見通しだ。
ある映画関係者は『私の頭の中の消しゴム』の日本の配給会社GIGAエンターテインメント関係者の言葉を借り、「現在、22億円(韓国ウォン約220億ウォン)の興行収益を達成した。この調子で行くと10日位後には『外出』(日本タイトル『四月の雪』)の記録を破るだろう」と伝えた。
現在まで日本で公開された韓国映画のうち、最も高い収入を記録したのは9月公開されたペ・ヨンジュン、孫芸珍(ソン・イェジン)主演の『四月の雪』(監督:ホ・ジノ、制作:ブルーストーム)で、27億円(韓国ウォン約270億ウォン)の収入を記録している。その後に続くのは、チョン・ジヒョン主演の『僕の彼女を紹介します』(監督:郭在容(クァク・ジェヨン)、制作:アイフィルム)の20億円。
先月22日に日本で公開された『私の頭の中の消しゴム』は、2週連続で日本の週末ボックスオフィス1位を記録したのに続き、3週間連続で2位をキープするなど、興行記録を伸ばしている。しかし、平日を加えた週間観客動員では、先週まで4週連続で1位を記録しているというのが同関係者の説明だ。
このような長期興行により、『私の頭の中の消しゴム』は先週すでに『僕の彼女を紹介します』の記録を突破した。配給会社側は『私の頭の中の消しゴム』が『四月の雪』の記録を破り、日本公開の韓国映画最高の興行記録を打ち立てるのはもちろん、目標額の30億円(韓国ウォン約300億)収入も難なく達成できると見通している。