「“エリックの恋人”より、新人タレントパク・シヨンと覚えてください」
元ミスコリアのパク・シヨンが12月14日、初放送されるSBS新ドラマスペシャル『マイガール』でお茶の間デビューする。
パク・シヨンはCMとプロモーションビデオを除いては、国内のブラウン管に一度も顔を見せたことがない新人。しかし、パク・シヨンの名の三文字は、なぜか聞き覚えがある。5月、メディアで“エリックの恋人”と紹介され、関心と嫉妬の的になったからだ。
「ドラマデビューをきっかけに、女優の道を歩みたい」と撮影に余念のないパク・シヨンに会った。
「緊張するしとても不安です」と話すパク・シヨンのドラマ出演は、実は今回が初めてではない。2002年、中国で3本の現地ドラマに出演し、演技の経験を積んでいるからだ。しかし、国内で演技するのは初経験。
「当時、とても演技がしたくて、オーディションに受かってすぐに単身で中国に乗り込みました。一本につき4か月、3本撮ったので、計1年間中国にいたことになります」
中国ドラマは吹き替えで、自分の声が流れることはなかったため、『マイガール』が女優人生の幕開けだと考えているというパク・シヨンは、「今、真っ白の画用紙に“演技”という絵を描き始めた気分」とし、新たなスタートへの期待を示している。
『マイガール』はおしゃまな詐欺師チュ・ユリン(イ・タヘ)と財閥3世ソル・ゴンチャン(イ・ドンウク)の恋をベースに、キム・セヒョン(パク・シヨン)とソ・ジョンウ(イ・ジュンギ)が絡んで繰り広げるラブコメディー。
ここでパク・シヨンが演じる「キム・セヒョン」は、シャラポワを凌ぐ実力と美貌を備えたテニス界の世界的スター。ソル・ゴンチャンの愛を手にし、モスクワにテニス留学して故郷に錦を飾った後、チュ・ユリンに心変わりしたソル・ゴンチャンに猛アタックするガッツのある女の子だ。
パク・シヨンとエリックが交際して、もう10か月目。これまでアンチ勢力が多く、辛いこともあったが、甘い愛をここまで育んできた。
「これからは、エリックさんに頻繁に会えなくなると思います。これまではエリックさんが忙しく、私は暇だったのだけど、これからは私も『マイガール』で忙しくなるので。2人ともとても忙しくなって、良かったんじゃないですか?」(笑)
パク・シヨンは元ミスコリアでエリックは元は歌手。それでも演技の経歴はエリックの方が少し先輩であり、稽古を付けてもらってもいいようなものだが、パク・シヨンは首を振った。
「演技的な面では、エリックさんもまだまだ新人です。時々一緒に台本の研究もするけど、大したアドバイスはしてもらえません。その代わり『現場で先輩たちにちゃんとあいさつしろ』とシッカリ忠告してくれました」