孫芸珍、開城工団公共広告のモデルに 北朝鮮で撮影開始


 『美しい彼女』の孫芸珍(ソン・イェジン)が“統一の華”になる

 孫芸珍は統一部が初めて北朝鮮内開城(ケソン)工団で撮影する公共広告のモデルに大抜擢された。

 ソン・イェジンを含む31人の撮影スタッフはこの日午前8時30分、京幾(キョンギ)道・坡州(パジュ)市統一大橋南端の出入国管理事務所から北朝鮮入りした。



 撮影は、南北の労働者5500人余りが勤務する開城工団をバックに、22日まで1泊2日で行われる。

 今回の広告は、開城工団に勤務する南北労働者と生産現場を躍動感ある映像にまとめ、「緊張と対立」の象徴だった開城が、「共同繁栄区域」へと変化を遂げていく様子が収められる。

 約30秒の分量で制作され、12月末ごろソウル中心街の劇場などで上映される予定だ。



 統一大橋南端で行われたインタビューでソン・イェジンは、「これまで坡州を越え、さらに北には行ったことがない。胸がとてもドキドキする」とし「統一と言えば、国民の誰もが強い関心を持っている。このような意味あるプロジェクトに参加でき嬉しく、統一を1日でも早く実現することに少しでも役立てたらと思う」と話した。

 統一部キム・ソンジン事務官は、「韓国を代表するトップスターを対象にモデルを検討していたところ、最近若者の間で人気のあるソン・イェジンさんが浮かび上がった。今回の要請に快く、しかも報酬なしで引き受けてくれ、ありがたく思っている」と話した。

 ソン・イェジンは最近、次期作『作業の定石』でソン・イルグクと共演している。

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