【インタビュー】SHINHWA・アンディー「初めての本格演技、難しい」


 「最初は、全度妍(チョン・ドヨン)さんの弟役を依頼されましたが、イメージが幼かったので、私から辞退しました。監督が、どんな役を演じたいのかと言われるので、これまでの純粋なイメージを変える役なら何でも良いと答えました」

 国内最長寿グループSHINHWA(シンファ、神話)のアンディーがSBS週末特別企画『プラハの恋人』で役者に挑戦している。

 ドラマでアンディーは、冷血な検事のヨンウ(キム・ミンジュン)の腹違いの弟で、財閥家の父チ会長(チョン・ドンファン)の秘書として登場する。父に忠誠を誓うが、認められない息子だ。

「それほど大きな役ではないけれど、自分を出さないキャラクターなので、新人役者が演じるのはなかなか難しいですね」

 アンディーのドラマ出演は、今回が初めてではない。しかし、本格的な演技は初めての経験だ。

 これまで、MBC『ニューストップ4』とSBS『日曜日が好き』の「反転ドラマ」(奇想天外な展開を見せるショートドラマ)コーナーに登場したことはあるが、ドラマとは180度違うシチュエーションコメディーだった。


 やはり、現場に慣れていなかったせいだろうか。

 ドラマ前半、多少未熟な演技でネチズンから厳しい評価を受けてのスタートとなった。

 「演技の勉強を地道に続けています。リハーサルではうまくいくのに、“キュー”が出ると、どういうわけか固くなってしまいます。台本を読めば読むほど変な演技をしてしまい、パニックになります」

 外国生活が長かったため、韓国語が少々弱い。SHINHWAのメンバーキム・ドンワンに本をたくさん読むようアドバイスされたことが、とても役立っているという。

 視聴率も伸び、演技も上達したといわれているアンディーだが、いくらか残念なこともある。

 普段から笑顔と微笑みが魅力なのだが、まだ同ドラマではまともに笑顔を見せたことがないということ。「少し重くて暗いキャラなので、今後も優しい笑顔を見せることはないだろう」と話し、ブラウン管では見せることのない、微笑みをにっこりと浮かべた。

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