散歩しながら食べ歩き「清渓川グルメ紀行」に出発!

 完成から1か月が過ぎた清渓(チョンゲ)川、今や欠かせないソウルの観光スポットとなっている。川沿いの散歩もいいけれど、歩いた後はお腹が空くもの・・・今日は清渓川周辺で噂の美味しい店を紹介しよう。では「清渓川グルメ紀行」に出発!

 「清渓(チョンゲ)川グルメ紀行の出発点はその辛さで有名な「武橋(ムギョ)洞ナクチ(小さいタコ)通り」。数十年の伝統を持つ有名なナクチ料理の店がズラリと並ぶ通り。モジョン橋の横にある「ウォンテグタン」は5000ウォンのテグタン(タラのチゲ)のスープの味が忘れられない会社員で昼食の時間になると必ず行列ができる。60年の歴史を誇る「ヨングムオク」と美味しいプゴクッ(干したタラのスープ)が飲める「トジュッコル」も忘れてはならない店。

 清渓広場付近には外食会社の大型レストランも多い。論峴(ノンヒョン)洞に本店を構える中華レストラン「孔乙己客潺」がモジョン橋の目の前にあるヒョソンビル2階にオープンしたほか、清渓イレブンの2階にはファミリーレストラン「ベネガンス」が既に営業中だ。

 鍾路(チョンノ)区・クァンチョル洞にも美味しい店があちこちに隠れている。ピアノ通りの横にある「鍾路ポンチョプルタク」は顔が赤くなるほどの辛さで有名な店。独特な店の構えがひと目を引く「クァンポチャ」は新鮮な海産物のつまみが人気。

 クァンジャン市場内の「食べ物横丁」には200を超える屋台式の飲食店がズラリと並んでいる。清渓川方向は主にクッス(韓国式そうめん)、冷麺、麦飯ビビンバ、刺身、豚足の店があり、鍾路の方向に上って行くとピンデトック(韓国式お好み焼き)と各種ジョン(肉や野菜に卵をつけて焼いたもの)を食べさせる店が集まっている。

 スピョ橋から乙支路(ウルチロ)方面に下る道にはコルベンイ(貝の一種)通りには6~7のコルベンイ専門店があり、夜になると飲みに来たサラリーマンたちで賑わう。

 清渓川周辺には伝説的な冷麺の店もたくさんある。地下鉄2号線の乙支路4街駅から清渓4街の方向に進む道にある「ウレオク」は伝統的な平壌(ピョンヤン)冷麺が食べられる有名店。

 平壌冷麺では「ウレオク」と対照的な「ウルチミョンオク」は地下鉄3号線の乙支路3街の地下鉄の駅と清渓川の間にある。鍾路区・イェジ洞の時計通りに行くとハムン冷麺の真髄を味わえる「ハムンコムボ冷麺」、その隣の「イェンナルジプ」の水冷麺も逸品だ。

 東大門(トンデムン)市場の周辺では市場の中に隠れている美味しい店を探してみよう。東大門総合商店街の食べ物横丁は焼き魚が有名。50店を超える店が焼く魚の香ばしい匂いがあたり一帯に漂っている。大きな鍋で煮込んだ鶏肉(丸ごと1匹)を美味しい薬味につけて食べた後、鶏を煮たスープに麺を入れて食べる「タクハンマリ(鶏1匹の意)」の店も密集している。

 清渓川下流のファンハク橋からナンゲ路に沿って5分程度歩くとあるファンハク洞ロータリーの「コプチャン(モツ)通り」にも寄ってみよう。道の両側に広がる20店余のコプチャン店は、韓国最高の味。以前は市場の商人たちが多く集まったが、最近は会社員や若いカップルのデートコースにもなるほど有名になった。

 40年伝統の「テド食堂」も清渓川沿いにある代表的な美味しい店のひとつ。メニューは「トゥンシム(霜降り肉)」だけ。地下鉄2号線の上往十里(サンワンシムリ)で降り、2番出口を出る。

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