本物の芸人技見てください! 『王の男』がユニークな報告会


 「本物の芸人技、1度ご覧あれ」

 朝鮮時代最初の宮中芸人の物語、映画『王の男』(監督:イ・ジュニク、制作:イーグルピクチャーズ、シネワールド)が綱渡り芸を一局見せ、趣のある制作発表会を行った。

 3日午後、ソウル・南山(ナムサン)・韓屋村(ハンオクマウル) で行われた『王の男』制作報告会では、本格的なイベントに先立ち、第1回世界綱渡り大会の優勝者、安城(アンソン)市立男寺党バウドキ風物団所属クォン・ウォンテさんの綱渡り公演が行われた。

 綱の高さは約3メートル。前に後ろにと素早く歩くのはもちろん、ヒヤッとさせるジャンプまで自由自在にやってのけるクォンさんの妙技に、イベント会場に集まった報道陣とソウル市民300人余りが思わず歓声をあげた。




 映画で自由な心を持つ宮廷芸人チャンセン役を演じるカム・ウソンの綱渡りの先生として活躍するかと思えば、自ら芸人役でも出演するクォン・ウォンテさんは、コッテコテの語り口にも注目が集まった。

 映画『王の男』は、地位も名誉もないが、自由な心を持つ芸人チャンセンと、すべてを持っているが自由だけはない絶対君主ヨンサン(チョン・ジニョン)、そして、ヨンサンの寵愛を受ける美しい芸人ゴンギル(イ・ジュンギ)の物語。来月29日の封切りを控えている。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース