『バラ色の人生』チェ・ジンシル、新婚旅行の地で孤独な死


 崔真実(チェ・ジンシル)が、江原(カンウォン)道の旅館宿で孤独な死を迎えることになる。

 視聴率がうなぎ上りのKBS第2テレビのドラマ『バラ色の人生』で、チェ・ジンシル演じる末期がん患者メン・スニが7日撮影されるシーンで、寂しい死を迎える。

 夫のパン・ソンムン(ソン・ヒョンジュ)と共に新婚旅行に出かけた江原道のある旅館宿を再び訪れたメン・スニは、死が近づいていることを予感し、カルビスープが食べたいと言ってパン・ソンムンを外に送り出す。夫に死にゆく姿を見せたくないためだ。

 戻ってきたパン・ソンムンは、すでに意識のないメン・スニを発見し、抱きかかえて自分の車を走らせ病院に急ぐが、稲妻が鳴り雨風が吹き付けるうえ、車は故障してしまう。

 紆余(うよ)曲折の末、救急車に乗り病院に到着するが、医師は死亡宣告をし、メン・スニが生前に作成した臓器提供誓約書に同意するかと聞いてくる。

 このシーンは10日の最終回(24話)で放送され、これに先立つ9日の23話では、メン・スニが気にかけていた妹メン・ヨンイ(イ・テラン)が、ヨンイに普段から好意を寄せていた韓方医チ博士(ナムグン・ミン)と婚約式を挙げるシーンが放送される。

 『バラ色の人生』関係者は、「最終回では、メン・スニが死を迎えた後、1年後のメン・スニの家族や回りの人たちが暮らす姿、メン・スニとパン・ソンムンの出会いから結婚生活までの回想シーンで大詰めを迎える」と耳打ちした。

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