30日、SBS『プラハの恋人』で披露したキム・ジュヒョクと全度妍(チョン・ドヨン)の“キスシーン”が、視聴者の大きな反響を呼んでいる。
この日の最後のシーンで登場した1分余りの長いキスシーンのため、キム・ジュヒョクとチョン・ドヨンは何と7時間も撮影に臨まなければならなかった。
28日、京幾(キョンギ)道・一山(イルサン)で午後11時から撮影を始めた2人は、午前6時の明け方になって、ようやく撮影を終えた。
同ドラマ関係者は、「この日ちょうど夜食にキムパプ(韓国のり巻き)とおでんが出たが、とてもお腹が空いていたので、夜食を食べた後にキスシーンを撮影した」とし、「時間がなくて、結局歯磨きもできずに撮影した」とのエピソードを伝えた。
この日オンエアされた『プラハの恋人』題12話は、ジェヒ(チョン・ドヨン)が大統領の娘だという事実が分かり、「名前も気安く呼べない女と、恋愛なんかできるか」と言って別れを告げたサンヒョン(キム・ジュヒョク)の気持ちを取り戻そうと、ジェヒは最後の手段として家出を強行、その後に起こる事件が展開された。
最後のシーンで、ヨンウ(キム・ミンジュン)が「これからは卑怯者になる」と言い、1日時間を与えるから悲しくても別れろと宣戦布告して立ち去ると、ジェヒは「もう、愛してほしいと言わない」とサンヒョンに別れを告げる。サンヒョンは「目を開けても閉じても、顔が目に浮かび、毎日苦しかった」とやっと自分の気持ちを打ち明けた。
これにジェヒは、「毎日毎日苦しいのに、捕まえたくないの? そんなのもっとズルイ」と背を向けると、サンヒョンがジェヒを自分の方に向け、長いキスをしてこれまでの喧嘩に終止符を打つ。
キム・ジュヒョク、チョン・ドヨンの“キスシーン”が放送されて以降、同ドラマのホームページの視聴者掲示板には、「歴代ドラマのキスシーン中、最高だった」「キスシーンをずっと眺めていたいからウォールペーパを作ってほしい」などネチズンの大反響が続いている。