本格的な温泉の季節を迎え、全国各地の温泉は活気に溢れる表情だ。冷たい風が吹き始めてから顧客の数が急激に増えているため。今日は大型のスパ2か所を紹介しよう。
<牙山スパビス>
ここ忠清(チュンチョン)南道・牙山(アサン)にある「牙山スパビス」は家族連れに嬉しい施設が盛りだくさんのスパだ。
水原(スウォン)に住むイ・ジョンミンさんは小学1年生の娘と一緒に来たと話す。イさんは「冬に暖かい野外プールで泳いだら娘がとても喜んでいる」とし、「風が冷たくなればなるほど、温泉の中で体がリラックスする感じ」と話した。
スパビスの最大収容人数は4000人。十分な広さがあるため、込み合っているという印象はない。1500台を収容する駐車場もあり便利だ。
子どもを預けることができる150坪余のプレイランド「キッズパーク」がここの大きな魅力。滑り台やボールプール、網など、たくさんの遊具が設置されたキッズパークは無料で運営されており、担当職員が面倒をみてくれるため、若い親たちに人気がある。
今年から運営を開始した炭風呂、白い蓮の花を入れた「白蓮湯」も人気だ。
<オーシャンキャッスル>
忠清(チュンチョン)南道・安眠(アンミョン)島のオーシャンキャッスルは冬の海の情緒とスパを1度に楽しめる場所。もともとは会員制のリゾートだったが、スパ施設の「アクアワールド」は会員以外でも利用できる。会員制のリゾートだったせいか、スパビスのように広くはないが、落ち着いて洗練されたムードだ。
海沿いに建っているこのスパで特に人気なのは、見晴らしの良い海岸沿いの露天風呂「サンセットスパ」。冷たい潮風に吹かれながら日没を観賞できる。ジャグジーや各種アロマの風呂もある。サウナと露店スパを利用するパッケージ(大人基準)が1日2万2000ウォン、4時間1万7000ウォン。