国立博物館行ったら何食べる? 「中」と「外」の飲食店、全部紹介

<博物館の外>

 博物館から一番近い町は東部二村(トンブイチョン)洞だ。歩いて5分程度の距離と近い。子ども連れでも10分もあれば行ける距離だ。

 この町には古くから営業している小さい飲食店がたくさん隠れている。二村駅・4番出口を出て左に2~3分歩くと、「二村洞トッポッキ」という店があり、辛くて甘い「トッポッキ」(1000ウォン)が食べられる。トッポッキの汁に揚げ餃子や海苔巻き天ぷら(各300ウォン)を入れて食べると美味。海苔巻き(2000~2500ウォン)類やスンデ(豚の腸に春雨などを詰めたもの)(2000ウォン)を一緒に食べている人が多い。看板に「スマイル」の絵が書いてあるため「スマイル・トッポッキ」とも呼ばれているが、そのニックネームに相応しくとても親切だ。(02)749-5507

 トッポッキの店を過ぎ右に曲がると、建物の2階に「味原」という日本式飲み屋がある。平日の夜には帰宅前にビールを飲んでいる日本人が多い。からっと揚がったから揚げ(1万ウォン)や揚げ豆腐(8000ウォン)が美味しい。(02)790-8177

 この町は日本人がたくさん住んでいるせいか「うどん屋」が多い。


 「宝泉」(02-795-8730)では本格的な日本式うどんが食べられる。サムイク商店街の地下にある「三谷屋」(02-797-4060)は普通の粉食(プンシク、韓国式軽食料理店)のように見えるが、味は逸品。かつお節と昆布で取った出汁は本場以上に美味しい。「三谷うどん」が5000ウォン、「天ぷらうどん」が1万ウォンだ。「トンムン」(02-798-6895)はさっぱりした韓国式のうどんが食べられる店。うどんの上にたっぷりかかった唐辛子の粉がポイント。「鍋うどん」5000ウォン、「たぬきうどん」4000ウォン。

 漢江(ハンガン)マンション31棟の商店街にある「ケッマウル」では、牛の骨で出汁をとった白濁したスープにキムチマンドゥ(韓国式餃子)が入った「マンドゥクッ」(7000ウォン)と緑豆で作ったお好み焼き(4000ウォン)が人気。いつも多くの顧客で賑わっている。(02)798-5655

 チンボマンション商店街の地下1階にある「早稲田屋」は日本式の炭焼き焼肉専門店。日本の早稲田大学に留学していたという店主が日本の有名店でノウハウを学んできたという。人気は牛の腸(モツ)を平べったく伸ばして炭の上で焼いたメニュー。炭の上に落ちた脂が発散する香ばしい匂いが食欲をそそる。軽く湯がいた牛の胃を千切りにし、ネギとごま油、塩で和えたメニュー(チョニョプ刺身)はシコシコした歯ざわりが特徴。モツ1人分1万5000ウォン、霜降り牛3万8000ウォン、チョニョプ刺身2万ウォン。値段は高いが味は格別。日本の名酒も20種そろっている。(02)796-0608



<博物館の中>

 博物館内にはレストランとカフェが9か所にある。

 駐車場の入り口近くにあるカフェは待ち合わせには最適。エスプレッソ、カプチーノなどが2000ウォンから5000ウォンと他より比較的安い値段で売っている。

 西館3階のフードコートと展示館3階のカフェテリア「ミルメ」では様々な韓国料理と軽食が食べられる。西館3階の「ハンチャリム」は本格的な韓国料理店。伝統の韓定食(数多くのおかずが並ぶ宮廷料理)が1万2000ウォンから2万8000ウォン。ビビンバ、スープ類など単品メニューもある。フードコートではご飯類、トンカツ、ウドン、各種チゲが4000ウォン~7000ウォン。「ミルメ」はサンドイッチ、海苔巻き、パスタ、ウドンなどの軽食がそろっている。

 西洋料理が食べたいならばレストラン「アリス」へ。本格的なコース料理が3万~10万ウォン。ワインを傾けながら博物館の話に花を咲かせたい。展示館6階の「サユ」、西館3階の「ペクジャド」、劇場「ヨン」の前の「モラン」は喫茶店。韓国の伝統茶とハーブティーなどを飲みながら、観覧で疲れた足をゆっくり休めよう。

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