爽やかイケメンスターが続々ワイルドにイメチェン


 ソフトなイメージでファンを魅了したイケメンスターたちが果敢なイメージチェンジに挑んでいる。彼らは荒々しい役を通じて既存のイメージを完全に打ち破る強い男性美で新しい魅力を披露している。

 チョ・インソンは最近クランクインしたユ・ハ監督の新作『卑劣な通り』で三流ヤクザのビョンドゥ役を演じた。チョ・インソンはドラマ『日の光零れ落ちる』『バリでの出来事』『春の日』などで作り上げた魅力的な年下男性役から脱皮、気性の荒い男性美を披露している。

 チョ・インソンは撮影に先立ち、2か月前から全羅道(チョルラド)方言を練習してアクション指導を受けるなど、変身のための準備を重ねてきた。

 来月の公開を控えた『ミスターソクラテス』ではキム・レウォンの変身が注目を集めている。彼が演じた主人公のドンヒョクは親兄弟も関係なく、友人も眼中にない筋金入りの悪人。黒く日焼けした姿でカメラの前に立ったキム・レウォンは、数十人との格闘シーンを代役なしでこなすなど、ドンヒョクというキャラクターを完璧に演じた。

 また、チョン・ジョンミョンは朴重勲(パク・チュンフン)と共演した映画『強敵』で脱獄囚を演じる。好評のうちに終わったドラマ『ファッション70s』で短髪のタフガイ、チャンビンを演じて「ビン様」と呼ばれるほどに人気を集めたチョン・ジョンミョンは、今回の映画で着せられた濡れ衣を晴らすために脱獄する囚人役を演じて新たな魅力を披露する。

 イケメンスターのイメージチェンジはもう随分前から始まっている。彼らは強くて男性的な役を通じて外見をも強面にしてイメージチェンジに挑んでいる。若い俳優に先立ってこうした変身に挑んだのが12月15日に公開される『タイフーン』の張東健(チャン・ドンゴン)と『美しき野獣』のクォン・サンウ。

 元祖イケメンスターのチャン・ドンゴンはすでに『友へ チング』『ブラザーフッド』などを通じてカリスマある姿を披露しながら、その位置を不動のものにしている。12月に公開される『タイフーン』ではテロを試みる海賊のシンを演じた。

 一方のクォン・サンウは12月公開の新作映画『美しき野獣』で熱血刑事のチャン・ドヨン役を演じて今までとはまったく違う姿を見せている。ワイルドなヒゲにボサボサの頭、浅黒く荒れた肌といった見た目の変身をはじめ、激しい口調と全身で演じたアクションシーンで完全に変わった新しい姿を見せている。

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