『淫乱書生』のハン・ソッキュ、デビュー以来初の韓服姿公開


 映画『淫乱書生』(監督:キム・デウ、制作:映画会社シルクロード)の2人の主人公、韓石圭(ハン・ソッキュ)、イ・ボムスが『淫乱書生』での韓服(ハンボク、韓国の伝統衣装)姿を公開した。

 『淫乱書生』は朝鮮時代の学識と品格を余すところなく備えた名門士大夫(文官、官僚)の両班(朝鮮時代の貴族階級)が、ひょんなことからポルノ小説の執筆にのめり込んで繰り広げられるストーリー。この中でハン・ソッキュはデビュー以来初の韓服姿をお披露目した。

 これまでの、苦悩する現代人のイメージで支持されてきたハン・ソッキュが、気品のある韓服を着て髭を長く伸ばした姿は、名門士大夫としての品格を十分に感じさせてくれる。

 ハン・ソッキュが演じる「ユンソ」は、威厳と法度に従わなくてはならない名門士大夫から、ひょんなことから知ったポルノ小説の執筆にのめり込んでいき、人生の大きな転換点を迎える劇的なキャラクターだ。

 イ・ボムスもまた時代劇に初挑戦、ハン・ソッキュとはまたひと味違った魅力の韓服姿を披露した。生真面目な表情の裏に隠された残忍さで名を馳せた義禁府(ウィグムブ)・都事「クァンホン」役を演じ、無冠のカリスマを多分に発揮している。

 庶民的でコミカルなこれまでの役から180度変身し、『淫乱書生』で多少過激な拷問専門家の姿を見せてくれるイ・ボムスは、穏和なハン・ソッキュとは対照をなし、観客らの好奇心を刺激してくれるものと期待される。

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