日本の広告市場で人気を呼んだハリウッドスターたちがペ・ヨンジュンのアジアでの人気に押されて影を潜めているとロサンゼルス・タイムズが26日、1面記事で報じた。
同紙は1面と4面にわたって「日本でのスター再編(The Stars Realign in Japan)」というタイトルの東京発の記事で「わずか2年前までは、ほぼすべての広告にハリウッドスターが登場していたが、今はペ・ヨンジュンの人気と共に韓国をはじめとしたアジアのスターが活躍している」と近況を詳しく伝えた。
同紙はハリウッドスターが人気を呼んだ広告市場で2年前、『冬のソナタ』が放映されてから地殻変動が起きたと伝えた。『冬のソナタ』の主人公で歯が美しく端正な顔立ちのペ・ヨンジュンが日本の30代以上の女性を魅了して、すべてが変わったという。
最近、日本の広告市場で人気のスターはペ・ヨンジュンを筆頭に中国のチャン・ツィイー、モンゴル出身の相撲力士・朝青龍といったアジアのスターをはじめ、日本出身のファッションモデルやイチローといったスポーツ選手に至るまでアジア一色だという。
また、広告の雰囲気も過去にはアーノルド・シュワルツェネッガー、スティーヴン・セガールといった筋肉質のスターを登場させて力をアピールするものは減り、ヨン様のソフトなイメージを利用するなど、クラシックな雰囲気に変わっていると伝えた。