話題の映画が大激突、29日はスクリーン・ビッグマッチ


 29日、話題の映画4本がスクリーンで大激突する。キム・ジョンウン、イ・テソン主演の『親知らず』(監督チョン・ジウ)、ホ・ジュノ、キム・ミンジュン主演の『強力3班』(監督ソン・ヒチャン)、韓石圭(ハン・ソッキュ)、申恩慶(シン・ウンギョン)主演の『ミスター主婦クイズ王』(監督ユ・ソンドン)。さらにはツイ・ハーク監督の『セブンソード』まで加わる。

 まず『親知らず』は17歳の男子高校生と恋に落ちる30歳の塾講師イニョンの感情をストレートに描いた恋愛映画。「撮影の最後までとても幸せだった」と言うキム・ジョンウンは、今までのイメージを超越した成熟した姿を披露する。しかし、期待を集めた年上年下カップルのベッドシーンは非常に控え目だ。それでもビジュアルの代わりに言葉でリアルなベッドシーンになっているという。

 ハン・ソッキュの『ミスター主婦クイズ王』は本格的なコメディ映画に久々に登場するハン・ソッキュを見る楽しさが8割を占める映画。妻の面倒を見始めて6年目のベテラン専業主夫を演じるハン・ソッキュが、妻の給料を使い込んで返済のためにクイズ番組に出場するという設定は注目を集めるのに十分だ。 初の女装に挑戦したハン・ソッキュの熱演も必見だ。

 「リアル刑事アクション」を掲げた『強力3班』は、刑事のPR映画を連想させるほどに刑事たちの人生の哀歓を適切に描き出した作品だ。15年目の刑事役を演じたホ・ジュノと悪役で登場するユン・テヨンの熱演が断然目立っている。

 そして、キム・ソヨンの出演で話題を集めたツイ・ハーク監督の『セブンソード』は、第62回ベネチア国際映画祭のオープニング作品。7つの剣で世を救おうとする7人の剣士の物語であるだけに見所も満載だ。終盤の狭い壁の隙間で楚昭南(ドニー・イェン)と極悪な風火連城(スン・ホンレイ)が繰り広げるアクションシーンでは手に汗握らされる。

 今回のビッグマッチがさらに注目を集めているのは29日の公開後すぐの10月1日~3日に3連休を控えているから。平日よりも週末により多くの観客が映画館に足を運ぶことを考えれば、配給会社としてはこの連休の興行成績に気を使わざるを得ない状況だ。

 先週末のボックスオフィスで1位に輝いたキム・ウォニ主演の『家門の危機』がその時まで好調を維持するか、若しくはカン・ヘジョン、申河均(シン・ ハギュン)、チョン・ジェヨン主演の『ウェルカム・トゥ・トンマクゴル』が全国観客動員数800万人を突破するか、すべては今度の連休に懸かっていると言っても過言ではない。

 さらに23日に公開された全度妍 (チョン・ドヨン)、ファン・ジョンミン主演の純愛映画『君は僕の運命』も感動的作品のため、29日公開作のビッグマッチの結果に映画界の関心が集中している。

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