映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネの初来韓公演が突然取り消された。
この公演のチケットを販売したチケットリンクは22日、「24日のソウルワールドカップ競技場で開かれる予定だったエンニオ・モリコーネの来韓公演が主催者側の都合で急遽キャンセルされた。約1万人の予約者には電話連絡して100%払い戻す計画だと聞いている」と明らかにした。
公演を企画したシオンコミュニケーションの関係者は、私文書偽造などの疑いでソウル西大門(ソデムン)警察署で調査を受けている。
シオンコミュニケーションは当初、『シネマ天国』『ウェスタン』などで知られる映画音楽作曲家のエンニオ・モリコーネ、ローマシンフォニーオーケストラ、100人編成の合唱団を招いて大規模公演を行うとPRしたが、資金確保に失敗すると契約金もまともに支給しなかったという。
チケットリンク関係者は「企画会社側がエンニオ・モリコーネの公演を延期の方向に再調整を試みたが、ぎりぎりになって公演のキャンセルを伝えてきて、お知らせが遅れた」と説明した。