週末のドラマ戦争第2ラウンド突入 見所満載の海外ロケで勝負


 週末午後10時台のドラマ戦争が2ラウンドに突入した。新たにスタートするドラマは何よりも海外の風光を背景にした多くの見所があり注目を集めている。

 1年間にわたって人気を集めてきたKBS第1テレビのドラマ『不滅の李舜臣』が8月末に終了したのに続き、MBC『第5共和国』とSBS『浜辺に行こう』も11日に終了した。そして『不滅の李舜臣』の後続として『チンギスハン』が10日スタート、秋夕(チュソク、旧盆)連休後の24日からはMBC『シンドン』とSBS『プラハの恋人』が大激突する。

 高麗末期の恭愍王時代を描いた大河ドラマ『シンドン』は構想4年、170億ウォンの制作費を投じた大作で、すでに中国でのロケを終えた。元に囚われた恭愍王(チョン・ボソク)が元の魯国公主(ソ・ジヘ)と出会い結婚に至り、再び高麗に戻る時までのシーンやシンドン(ソン・チャンミン)が中国の砂漠を苦行しながらチベットに向かう姿が描かれている。広大な中国大陸を舞台にしているだけにスケール面でも期待を抱かせている。



 同じ日にスタートする『プラハの恋人』もチェコの首都プラハを舞台にしたラブストーリーで勝負を賭ける。「ヨーロッパの宝石」と呼ばれるプラハは美しく華麗な中世の姿を今も残し、モルダウ川に架けられた橋の彫刻、小さな美しい路地などで有名だ。

 異国的でロマンチックな風景にチョン・ドヨン(全度妍)、キム・ジュヒョク、キム・ミンジュンらの豪華キャスティングで昨年、爆発的な人気を集めた『パリの恋人』のヒットを再現できるかにも関心が集まっている。



 一方、『チンギスハン』は馴染みの薄いモンゴルで制作されたドラマ。初回視聴率は13%台を記録、世界的に「チンギスハン」ブームも再び起っており、強力な競争力を持っている。

 広大なモンゴルの草原を舞台に約500億ウォンの制作費を投じて制作された『チンギスハン』は何よりもクールな躍動感が強み。遊牧民族を俳優たちが見事に演じ、800年前のモンゴル精鋭部隊の戦争シーン、チンギスハン部隊を再現して征服者チンギスハンの一生を描いている。

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