ピ(RAIN)が黒装束の警護員に変身する。
今年11月に放送予定のKBS第2テレビドラマ『このひとでなしの愛』(仮題/脚本:イ・ギョンヒ/演出:キム・ギュテ)で、異種格闘技K-1選手のカン・ボック役を演じるピは、警護員としても登場する。ピが警護員姿で登場するのは、全16話の同ドラマのうち、第3話から10話まで。
ドラマでピは、トップスターのウンソク(シン・ミンア)が自殺を試みて植物状態の患者となった自分の兄を裏切ったと誤解し、ウンソクに復讐しようと考える。ちょうどウンソクと婚約した財閥の跡継ぎジュンソン(イ・ギウ)が、ウンソクに警護員を付けようとしているのを知り、ウンソクの警護員となる。
しかし、殺したいほど憎かったウンソクを24時間密着警護しているうちにウンソクに愛を感じ、葛藤(かっとう)が始まる。『このひとでなしの愛』は、この時点で復讐劇から本格的なラブストーリーが展開される。
ピは今回のドラマで、映画『ボディガード』のケビン・コスナー、SBSドラマ『砂時計』のイ・ジョンジェ、MBCドラマ『アイルランド』のヒョン・ビンらが演じた女性を守る警護員のイメージに、ピ独自のカリスマ性を加えたキャラクターを作り上げる決意だ。
演出者のキム・ギュテ撮影監督は、「柔らかい美男のイメージが強かったピは、『このひとでなしの愛』を機に男らしくタフなイメージに変身する計画だ。格闘技を習いながら筋肉を付けるとともに皮膚を焼いてひげも伸ばしている」と話した。
『このひとでなしの愛』は、ピが海外公演を終える今年9月10日以降、本格的に撮影を開始する。