「アジアのスター」ピ(rain)がヒップホップの女王リル・キムの新譜に参加して全米進出の足がかりを築いた。
ピは9月13日にリリースされるリル・キムのニューアルバム『The Naked Truth』に参加し、全米進出に一歩前進した。
最近、アップデートされたリル・キムのホームページの新譜紹介コーナーにはピがゲストアーティストとして写真と共に紹介され、パク・チニョンもプロデューサーとして写真と名前が掲載された。
また、28日に米マイアミで行われた音楽の祭典「MTVビデオミュージック・アワード」にVIPアーティストとして招かれてレッドカーペットを踏んだピは、このイベントに出席したリル・キムと会って新譜について対話したという。
ヒップホップ界のカリスマ女性ラッパーとして君臨するリル・キムは、今年5月にニューヨークのソニースタジオでアルバムプロデューサーとして参加したパク・チニョンの紹介でピと会った。
ピの音楽やプロモーションビデオに接したリル・キムは「アジアにもこんなアーティストがいるとは驚き」とピにコラボレーションをオファーし、今年6月にレコーディングを行った。
当時「一般的にレコード会社が曲をチェックしてアルバム収録を最終決定する過程が残っており、ピの全米デビューが決まったわけではない」と控え目にレコーディングの状況を伝えたパク・チニョンは、今回のリル・キムのアルバムでMase、ウィル・スミスに続きメージャーアルバムをプロデュースすることになった。
日本をはじめ中国、香港、タイなどアジア各国でも人気のピは、9月2日と3日に日本武道館で公演、11月にはKBSドラマ『このひとでなしの愛』(仮題)で国内ファンの前に姿を現す。