「韓国で過去の俳優にはなりたくなかった」 久々にドラマ復帰するリュ・シウォン


 「1~2年のブランクで忘れると思いますか?」

 こう話すリュ・シウォン(柳時元)の言葉からは余裕が感じられる。

 1年8か月ぶりのドラマ復帰作となるKBS第2テレビ『ウェディング』で外交官のハン・スンウ役を演じるリュ・シウォン。立て続けにドラマ出演する最近の俳優たちに比べれば実に久しぶりの出演となる。

 「私が新人ならば焦っていたでしょう。ところがデビューして11年にもなると、やりたいことをやらなければと思うんです」

 日本でアルバムやシングルをリリースして成功したリュ・シウォンは、最近まで日本テレビ制作のオムニバスドラマに主演で出演したりした。俳優として、歌手として、海外で活動する機会を得たリュ・シウォンは、この幸運をもう少し満喫したかったという。

 しかし、韓国で過去の俳優にはなりたくなかった。「韓国の人々に愛されたい」というのが素直な気持ちだった。

 ここにタイミング良く『ウェディング』のシナリオが舞い込んできた。久しぶりに出会った素晴らしい作品を逃したくなかったリュ・シウォンは出演を決心した。

 「何よりも相手役のセナのキャラクターがとてもキュートでした。男なら誰でも恋してしまう女性です」

 久しぶりだが自然にロケに溶け込めたといリュ・シウォン。白のスーツを着ても自然に見えるのは30代という年齢が与える余裕からだろう。

 ドラマ『ウェディング』は音楽大学のピアノ学科を卒業した後、ハウスマネージャーとして働く世間知らずのセナ(チャン・ナラ)が外交官のスンウ(リュ・シオン)と見合いをすることから始まるドタバタ劇を描いたラブロマンス。

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