クォン・サンウが映画『野獣』で、代役なしにアクションシーンをこなしている。
クォン・サンウは25日、京畿(キョンギ)道・盆唐(プンダン)のコリアデザインセンターで行った記者懇談会で、「専門的な技術が必要な車の追撃シーン以外は、代役を使っていない」とし、「これまで約80%位撮影が進んだが、この先、より危険なシーンが待っているので、正直な話、ちょっと怖い」と話した。
『野獣』はアクションノワール映画らしく、格闘シーンはもちろん、走る車から飛び降りるシーンなど、危険なシーンが多数登場する。
クォン・サンウはこれまでも数回負傷しているが、残りの撮影でも代役は使わないと意欲を燃やしている。
キム・ソンス監督はクォン・サンウのこのような意欲に感謝しながらも、相当心配する様子だ。
キム監督は「サンウさんのおかげでリアルな映像が撮れ、この上なくうれしい。しかし、負傷でもしたら撮影に大きな蹉跌をきたすため、監督としては代役を使ってもらいたいが、本人が頑として受け入れない」と話した。