夏の珍味!皮はプリプリ、具はさっぱりの「冷やしスープ餃子」


 “ピョンス”は北朝鮮・開城(ケソン)地域で主に夏に食べるマンドゥ(餃子)。もともと開城はマンドゥが有名だが、ピョンスは普通のマンドゥとは違い、主な具が野菜で、四角形をしているのが特徴。美味しさの一杯つまった可愛い風呂敷のような形をしている。

 ソウル・付岩(プアム)洞のマンドゥ専門店では、夏になると冷たいスープに煮たピョンスを浮かべた「ピョンスチャンクッ」(1万2000ウォン)が新たなメニューに加わる。麺の代わりにマンドゥの入った冷麺といった感じだ。冷たいスープに浮かんだマンドゥは、熱いスープの中のものより皮がひきしまり、プリプリした歯ごたえがある。マンドゥの中身はキュウリ、シイタケ、牛肉。キュウリはカリカリ、シイタケは柔らかく口の中に広がる。甘酸っぱいスープに牛肉に染み込んだ香ばしいごま油が調和してすごぶる美味だ。(02)379-2648

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