台湾メディアは21日、「ペ・ヨンジュンが前日台湾ファンクラブの会長、廖敏君さんの母であり、同じく自分のファンである簡美珠さんが入院した病院を訪れ、涙を流した」と一斉に報じた。
各紙は見出しで、「ペ・ヨンジュン、がん患者ファンの見舞いで涙」などとつけた。
去年3月、ペ・ヨンジュンの台湾訪問当時、2人の娘と一緒にペ・ヨンジュンを追っ掛けた簡さんは肺がん診断を受け、今年4月から集中治療室に入院した。最近は病状がさらに悪化、言葉を交わすこともできないほどだという。
ペ・ヨンジュンの見舞いを見守った病院側関係者は「酸素マスクをつけているため、簡さんは話すことはできなかったが、感激の涙を流した」とし、「がん患者病室用のガウンを着て入ってきたペ・ヨンジュンが一緒に涙を流しながら簡さんの涙を拭き、早い快癒を祈った」と話した。
この様子を見守っていた一部ファンや病院関係者らは「ペ・ヨンジュンは本当に良い人だ」とし、一緒に涙を流したと台湾メディアは報じた。
ペ・ヨンジュンは当初、この見舞いに対し閉口したが、同日夕、台湾有線テレビETTVとの単独インタビューで、これに対する質問を受けると、「私のお母さんのような方」とし、快癒を祈った。
しかし、ペ・ヨンジュン自身は秘密裏にしようとしたこの見舞いが公開されたことに遺憾表明をしたと伝えられた。
一方、ペ・ヨンジュンは19日の記者会見場で中国語であいさつをしたのに続き、21日午前、台湾大学総合体育館で2000人のファンとミーティングを行った時も、ファンらが誕生日パーティーを準備したのを知ると、「この瞬間を忘れられないだろう」と中国語であいさつし、台湾ファンから拍手喝さいを浴びた。