SE7ENがビビアン・スーと共演へ 台湾最大のミュージックフェスティバル


 SE7ENが台湾出身アジアのトップスター、ビビアン・スーと共演する。

 SE7ENは今月20日、台湾・台北市の政府庁舎広場で開かれる「2005台北ポップミュージックフェスティバル」に海外ミュージシャンとしては唯一特別ゲストとして招待を受け、ビビアン・スーと共演することになった。

 ビビアン・スーは台湾の他、日本と香港でも大人気のトップスター。とりわけ日本では97年、混声トリオ「ブラックビスケット」を結成。発売したシングルは約150万枚のセールスを記録し、99年は1年間でアルバム、ソロ活動でリリースしたCDなどをあわせると、計700万枚をセールスするほど高い人気を得た。

 台北市と台湾スターTVが共催する「2005台北ポップミュージックフェスティバル」は台北市の政府庁舎前広場と道路を遮断してステージを作り、観客数は6万人に達する台湾の大規模なミュージックフェスティバル。

 今回のイベントには、歌手兼女優のビビアン・スーの他にも、ロックとヒップホップを交えた多様な音楽で台湾で最優秀歌手賞を受賞しているスタンリー・ホァン(黄立行)、美貌の女性歌手ジョリーン・ツァイ(蔡依林)など、台湾のみならずアジア地域をまたがり大きな人気を得ている歌手が参加する。

 台湾以外の海外ミュージシャンとしては、唯一SE7ENだけが招待され、台湾での高い関心を立証した。

 SE7ENが台湾で特別なPR活動を行っていないにもかかわらず、台湾最大のミュージックフェスティバルに招待されたのは、SE7ENが日本とタイ、中国などで大きな人気を得て、自然と台湾でも多くのファンを確保しつつあるためと分析される。

 SE7ENの所属事務所YGエンターテイメントは「これまでSE7ENは台湾で特別なプロモーション活動を行なっていないが、日本とタイ、中国などを通じてSE7ENのことが台湾でも知られ、現在は多くのファンたちが生まれている」とし「SE7ENの今回の公演で、認知度は更に高まるだろう」と明らかにした。

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