『トンマクゴル』の独走続く 観客300万人突破


 映画『ウェルカム・トゥ・トンマクゴル』(監督パク・クァンヒョン)が、新作『拍手する時に去れ』(監督チャン・ジン)の追撃を退け、2週連続で週末ボックスオフィス1位を占めた。

 15日午前、映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワーク(映画館数153、スクリーン1064個、加入率75%)の仮集計によると、『ウェルカム・トゥ・トンマクゴル』は今月12日から14日までの3日間で32万3615人の観客を集め、2週連続でボックスオフィス1位を占めた。これで『ウェルカム・トゥ・トンマクゴル』の累積観客数は155万4539人に達した。

 製作社の集計による全国累積観客は305万7889人。封切りから11日で300万観客を突破するという恐るべき勢いを持続させている。

 車勝元(チャ・スンウォン)、申河均(シン・ハギュン)主演の刑事物『拍手する時に去れ』は同期間に21万3369人の観客を集めて2位となった。車勝元の熱演、濃縮されたストーリー、よく練られたせりふで観客の関心を集めたが『ウェルカム・トゥ・トンマクゴル』の勢いを抑えるのには力不足だった。累積観客は26万8217人を記録した。

 続いてマーブルコミックスが原作の『ファンタスティック・フォー』が11万6297人で3位に上がり、ハリウッド映画の体面を守った。李英愛(イ・ヨンエ)主演の『親切なクムジャさん』(監督朴賛郁(パク・チャヌク))は4位、クローン人間を扱ったマイケル・ベイ監督の SF映画『アイルランド』は5位だった。

 ホラー映画『カツラ』(監督ウォン・シニョン)は封切り一週目8万268人の観客を動員し6位につけた。

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