カン・ウソク監督の次回作は『韓半島』 総制作費100億ウォン


 康祐碩(カン・ウソク)監督が制作費100億ウォンの次回作とキャスティングを決定した。

 10月にクランクインする康祐碩監督の次回作は統一を控えた韓半島を背景にした『韓半島』で、安聖基(アン・ソンギ)、文盛瑾(ムン・ソングン)、カン・シニル、チョ・ジェヒョン、車仁杓(チャ・ インピョ)がキャスティングされた。

 特に韓半島の危機に名対決を繰り広げる二人の俳優、チョ・ジェヒョンと車仁杓はスクリーンとブラウン管で既にコンビを組んだことがあるが、康祐碩監督とは初めてになる。

 また『シルミド/SILMIDO』以来、康監督の作品に出演する国民的俳優の安聖基、スクリーンとブラウン管を行き来する俳優のカン・シニルらが期待を集める。

 3日、映画会社側によれば、康祐碩監督が当初『公共の敵2』の次回作として挙げていた映画は『タックス』。しかし草稿段階の『韓半島』のシナリオに接しながら方向転換した。

 康祐碩監督は「南北交流が進み、いつになく活発な対話と文化交流で激動する今日この頃、遠く感じられた統一もそう遠くはない未来の話。こうした意味から『韓半島』は近未来の物語だが、どの映画よりもリアリティーのあるプロジェクトと確信して順序を変えた」と説明した。

 脚本は『シルミド/SILMIDO』『公共の敵2』に続きキム・ヒジェ氏が手がける。キム氏は「今年が光復60周年であると同時に韓日修交40年の年で1905年に乙巳条約(日本による朝鮮の外交権剥奪)を締結してから100年になる年なだけに映画『韓半島』は意味のある興味深いものとなるだろう」と語った。

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