釜山(プサン)国際映画祭が選定する「今年のアジア映画人賞」に、日本のNHKが選ばれた。
映画祭事務局は3日、「NHKは95年から隔年実施される『アジアン・フィルム・フェスティバル』プロジェクトを通じて、アジアの映画を支援し、発展に貢献してきた」と選定の理由を説明した。
NHKはこのプロジェクトを通じて、10年間、16か国22の作品を完成しており、その中には李滄東(イ・チャンドン)監督の『ペパーミント・キャンディー』も含まれている。
なかでも、今年は韓国のキム・ヨンナム監督の『わが青春に告ぐ』が支援作品に選ばれ、制作中にある。
10回目を迎える今年の釜山国際映画際は10月6日から13日まで、釜山の海雲台(ヘウンデ)と南浦(ナムポ)洞の映画館通りで開かれる。