サムスンも最後は泣いた。
48時間の強行軍の末、21日午後、最後のシーンを撮り終えたサムスン役のキム・ソナは感動の涙を流した。
やっと終わったという気持ちと同時に訪れた虚脱感のためだった。深夜0時頃になってようやく落ち着きを取り戻し、本紙との単独インタビューに応じたキム・ソナは「最後のシーンを撮り終えて午後6時からずっと泣いて頭がとても痛い。この2か月間、2本のズボンに数枚のTシャツだけで堪えた。本当にサムスンのように暮した」と語った。
50%の視聴率を超えて全国民から愛されたMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』は最終回に50.5%(TNSメディアコリア調査)の視聴率を記録して有終の美を飾った。
これは2000年以降に放送された全番組の中で歴代6位にあたる成績。
『私の名前はキム・サムスン』はまだ記憶に新しい『宮廷女官チャングムの誓い』『許浚』『パリの恋人』といったヒットドラマと共に名作として歴史に名を刻んだ。