タレントのイ・ワンがドラマ撮影中の過酷なエピソードを公開した。
SBSテレビの新週末ドラマ『海辺に行きましょう』で主人公のジャン・テプン役にキャスティングされたイ・ワンが今月18日、江原道(カンウォンド)束草(ソクチョ)のロケ現場で約8時間にわたって泳ぎ続ける試練を余儀なくされた。
問題のシーンは劇中テプンが海洋救助隊長のキム・ヒョク(パク・チェフン)とプライドを賭けた水泳対決を繰り広げるというもの。
普段から厳しいことで知られるイ・スンニョル監督は、この日の午前8時30分頃からイ・ワンとパク・チェフンの入水を指示し、二人は水泳対決のシーンを熱演した。
しかし、監督の口から「OK」の言葉は中々聞かれず、二人は結局、午後5時30分まで泳ぎ続けるしかなかった。
途中、昼食のために一時間ほど休んだのが唯一の休憩で、二人は普段からトレーニングを積んで体力には自信があるはずだが、さすがに今回のロケは堪えたようだった。
実際の海洋救助隊員でさえ「海で水泳をするには隊員でも25メートルを3往復分もすれば30分は休まなければならない」と驚いた程。
こうした連日の強行軍ロケにも関わらずイ・ワンは「ドラマ『白雪姫』以来、久しぶりの主演なだけに気合が入っているのは確か」と意欲を燃やしている。
ファンの声援も大きな力になっている。
実際16~17日には、イ・ワンとチョンジンのファンクラブ会員約50人が差し入れを持ってロケ現場を訪れ、一晩中続いた夜間のダンスコンテストシーンの撮影にエキストラを自ら要望して出演もした。
『オンリーユー』の後続としてイ・ワン、イ・チョンア、チョンジン、カン・ジョンファらが出演する『海辺に行きましょう』は31日にスタートする。