キム・レウォン、映画『ミスターソクラテス』で180度イメチェン


 映画『ミスターソクラテス』で完全なイメージチェンジを果たした俳優のキム・レウォンが、人を苦しめる演技もやってみると面白いと初の映画撮影の楽しさを語った。

 キム・レウォンは6日午後、映画の撮影現場公開を控えて始興洞(シフンドン)で行われた記者会見で「劇中、人を苦しめるシーンを撮る時は幸せだった」と冗談交じりに語った。

 キム・レウォンの演じた役は親も兄弟も顧みない生粋のチンピラ、ク・ドンヒョク。組職によって刑事に育てられ、「悪法も法」という信念を持つようになる独特の人物なために「ミスターソクラテス」と呼ばれるようになる。

 キム・レウォンは「今まで笑顔の役が多かったし、自分でもそんな姿を見せようと思っていた。今度の役は無表情なうえに前とは180度違う。自分に合っていると思ったし実際にもそのようだ」と自信を語った。

 チェ・ジヌォン監督も「ク・ドンヒョクという人物は非常に男臭いキャラクターだ。キム・レウォンさんがソフトな役を多く演じてきたが、実際に会うと非常に男臭い人だと思った」とキム・レウォンの変身に期待を寄せた。

 キム・レウォンをはじめ、カン・シニル、イ・ジョンヒョク、ユン・テヨン、オ・グァノクら男臭い演技で定評のある個性派俳優たちが熱演を繰り広げた映画『ミスターソクラテス』は、今年5月にクランクインして現在は中盤に差し掛かっており、秋ごろの公開を予定している。

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