チョン・リョウォン「初のキスシーンで大緊張」 『私の名前はキム・サムスン』で


 MBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』にユ・ヒジン役で出演中のチョン・リョウォンが、6月29日の第9話で放送されたヒョンビン(ヒョン・ジノン)とのキスシーンを振り返った。

 チョン・リョウォンは1日、スターニュースとの電話インタビューで「キスシーンを撮影した時、右腕でヒョンビンの顔を引き寄せて初めてのキスシーンで緊張したせいか、腕に自分でも知らずのうちに力が入っていたみたい。撮影が終わってから筋肉痛になって腕が痙攣して苦労した」と語った。

 チョン・リョウォンはまた「実は息も出来ないほどに緊張した。どうやってキスシーンを演じていいのか分からなくてヒョンビンに『これマジでやるの?』って聞いたらヒョンビンが『何いってるんだよ、マジに決まってるだろ』と言われて、やっと自分が何をするかが分かった」と語った。

 これほど苦労して撮影したにも関わらず、チョン・リョウォンは放送後にネット上でキスシーンについて反感を買っている。

 チョン・リョウォンは劇中、自分の病気を恋人のヒョン・ジノンに隠して米国で3年間の治療を受けて帰って来たが、ジノンが自分を受け入れてくれず、涙の演技で視聴者の同情を買っていた。

 しかし、ヒョンビンとのキスシーン以降、ヒロインのキム・サムスン(キム・ソナ)とジノンの愛を邪魔するという理由でファンから反感を買っている。

 これについてチョン・リョウォンは「『私の名前はキム・サムスン』に出演してからファンが増えたのに、一度のキスシーンで悪役になった。私をドラマから降ろしてと要求するファンもいた」と笑った。

 チョン・リョウォンは続けて「サムスンとジノンの間に割りこむヒジンが悪役として映らなければならないのに、ファンの同情があまりにも凄くて複雑な気持ちだった。でも今はもう大丈夫。人々の心を少しでも動かすことが出来るのが演技の魅力だから」と付け加えた。

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