『スキャンダル/朝鮮男女相悦之詞』(日本タイトル『スキャンダル』)のイ・ジェヨン監督が次回作として『多細胞少女』を選び、映画界で話題を集めている。
それもそのはず、映画『多細胞少女』はこれまでのイ監督の作品とは世界が違うため。映画の原作であるインターネット漫画は高校を舞台に、露骨で変態的な性に関するエピソードを素材にしている。
現在、シナリオ作業を行っているイ監督は「当然と思われることを覆し、似合わないと思われるものを衝突させた時に生じる、妙なエネルギーが好きだ」とし、「映画『多細胞少女』ではさまざまな試みが可能になりそうだ。これまでの映画とは違うスタイルを作り上げてみたい」と話した。