セクシー歌手の李孝利(イ・ヒョリ)と共にサムスン電子の携帯電話「Anycall」のCMに出演して話題を集めた北朝鮮の美人舞踊家チョ・ミョンエが、韓国籍の男性とプライベートな時間を過ごした可能性が伝えられている。
チョ・ミョンエの特集ドキュメンタリーを制作したKBS南北交流協力チームがチョ・ミョンエの中国公演を取材した際、韓国人男性と会う場面を撮影し、その後も二人は慎重に連絡を取り合っているという。
KBSは実際に昨年4月から中国の北京、上海、大連などを回り、チョ・ミョンエの公演や日常をカメラに収めてきた。また、最近では歌手の李孝利とのCM出演シーンも撮影した。この過程で韓国人男性との交際説が流れ、分断を越えた「南男北女」の出会いは、北側政府の許諾の下に成り立ったという推測が飛び交った。
これについてキム・ギチュン南北交流協力チーム長は「チョ・ミョンエに関するドキュメンタリーを撮影中に本人が韓国籍の男性と会っていたという話を中国の放送関係者から聞いたことがある。しかし、後に再び確認をしたところ事実とは異なることが分かった」と二人の交際を否認した。
KBSはチョ・ミョンエのドキュメンタリーを光復節(8月15日:日本からの独立記念日)の特集番組として放送する予定だったが、さまざまな事情で一先ず放送時期を年末に延期した状態だ。