【週間視聴率】MBC『私の名前はキム・サムスン』が29.8%で1位

 二人の「スン」がドラマ界を席巻した。

 視聴率調査機関AGBニルソンメディアリサーチ発表の6月第2週の視聴率分析の結果、MBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』が開始から2週目にして平均視聴率29.8%を記録して1位に輝いた。

 MBCテレビの連続ドラマ『頑張れクムスン』は僅差(29.3%)で2位に入り、不振続きだった『第5共和国』も光州(クァンジュ)事件シーンの放映をきっかけに一時は45位まで落ちた順位が10位まで回復した。

 MBCはサムスンとクムスンの活躍で、最近の不調から脱して以前のような「ドラマ王国」として名声を取り戻すと意気込んでいる。

 SBSの野心作『ファッション70s』も徐々に視聴率を上げている。2週目に7位を記録、3週目にして20%台の視聴率(21.6%)に突入して堂々の4位に入った。一方、最近早期終了が決まったシチュエーション・コメディー『可愛くても、狂っても』は12.3%の視聴率で6月の第1週より19ランク上昇した29位を記録、「視聴率低迷による早期終了」という局側の説明を覆した。

 KBS第2テレビのドラマ『悲しみよさらば』も第1週目に16.7%の平均視聴率を記録して13位に入り順調なスタートを見せ、最近不調だったKBS第2テレビ『VJ 特攻隊』は21ランク上昇して6位に入った。先週50位圏外に消えた『夫婦クリニック』も17.9%の視聴率で7位に入った。

 一方、今週はお笑い番組の不振が目立った。SBS『ウッチャサ』が4ランク、 KBS『ギャグコンサート』が1ランクダウンした10位と12位を記録した。

 特に先月明らかになった不公平契約波紋以降、下降傾向が続く『ウッチャサ』はリニューアルされる16日の放送以降、視聴率が回復するかに注目が集まっている。

スポーツ朝鮮/キム・チョノン記者
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