95年にペ・ヨンジュンが脇役で出演した『ピルグ』という映画をめぐって論争が巻き起こっている。
ピルグは95年にユ・ジンソン監督が手がけたイ・ミヌ主演の青春映画。ペ・ヨンジュンは当時、この映画にスタッフとして参加したが、途中から俳優に抜擢され、イ・ミヌの友人役として出演したことになっている。
韓国でもほとんど知られていない映画『ピルグ』は、ヨン様ブームの日本で『初恋白書』というタイトルで18日から、東京・渋谷アミューズCQNなどで公開される。
日本の中日スポーツによれば7日、ユ・ジンソン監督は東京で会見して「ヨン様には喜ばしくないだろうが誰にもデビュー作はある。日本のファンに10年前のヨン様を見てもらいたい」と語った。
ユ監督はまた、ヨン様側からこの映画を5億ウォンで買い取るという話があったと主張した。しかし、ユ監督のこうした主張をペ・ヨンジュンの所属事務所はすぐに否定した。
問題はこの映画が本当にヨン様の映画デビュー作と言えかという点。 ペ・ヨンジュンのファンはこの映画でペ・ヨンジュンがエキストラ程度で出演している点を挙げてデビュー作とは言えないと主張する。更にはこの映画を観ないための運動も展開すると言う。
実際にポータルサイト「ネイバー」に紹介されたこの映画のクレジットを見れば、主演3人、助演15人にはペ・ヨンジュンの名前はなく、21人の脇役のうち2番目にペ・ヨンジュンの名前が挙がっている。
ネット上では「三流映画をそれほど日本で公開したいのか。ペ・ヨンジュンが5分ほどエキストラ程度で出演したにも関わらず、それをデビュー作と言うのは酷い。公開を取りやめてほしい」と監督を痛烈に批判する書き込みが相次いでいる。