80年代後半は韓国ロックの黄金期だった。シナウィがヘビーメタルに専念し、 「復活」は他の路線を選んだ。個性あるメロディーとギターリフ、イ・スンチョルのボーカルが印象的なロックを演奏した。
「復活」は『雨とあなたの話』などが収録されてデビューアルバムを86年に発表した。シナウィの『大きくラジオをつけて』がリリースされた同じ年だった。バンドが結成されたのは85年。今は別々に活動するイ・スンチョルとギターのキム・テウォンが中心になった「復活」が今年それぞれ20周年記念のアルバムをリリースする。
今月リリースされるイ・スンチョルのアルバムタイトルは『20th Walk to Remember』。リードトラックの『記憶のため』はイ・スンチョルの名コンビ、チョン・ヘソンが作詞、作曲した新曲だが、『小さな池』『私は幸せ』『シャンプーの妖精』『雨のように音楽のように』など、過去の曲のカバーが中心を占めている。
「復活」は計13曲が収録された10枚目のアルバムを今月中旬にリリースする。 最近、新ボーカリストが加入した「復活」は意欲に溢れている。
1st、2ndアルバムの頃、共に活動したイ・スンチョルと「復活」は2002年、15年ぶりに再結成して8thアルバム『夜明け』をリリースしたが、再びイ・スンチョルが脱退した。