俳優パク・ヨンウ、『血の涙』の熱演で“株価急上昇”

 映画俳優パク・ヨンウが喜びの悲鳴をあげている。

 朝鮮後期を背景にした映画『血の涙』(監督:キム・デスン、制作:チョウンヨンファ)での熱演が評価され、映画やドラマからの出演依頼が殺到、出演料もうなぎ上りの状態だからだ。

 パク・ヨンウは『血の涙』で村を実質的に支配している怪しい雰囲気を漂わせた製紙所の主人イングォン役を演じ、捜査官ウォンギュ役のチャ・スンウォンと対立するカリスマ溢れる演技を見せた。このため、この演技を見た制作者から、映画やドラマを含め、20あまりのオファーが殺到している。

 オファーが入った作品のジャンルと役の性格も千差万別だ。『血の涙』の影響か、前半はスリラー的ジャンルの陰惨な役柄が多かったが、徐々に伝統メロドラマやロマンチックコメディ、ホラーなどへと幅広くなった。

 自然、出演料も高くなり、『血の涙』以前は1億5000万ウォン前後だったものが、現在は新しい映画会社の場合、2億ウォンをはるかに超える金額を提示する所も出ている。

 パク・ヨンウ側は「突然の株価上昇に当惑するほど」とし、「次の出演作はできるだけ映画にする計画であり、役柄については様々な可能性を考えている」と伝えた。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース