アジアで人気の『チャングムの誓い』 今度は中東で放送へ

 『冬のソナタ』に続き韓流商品の代名詞に急浮上している『大長今』(日本タイトル『宮廷女官チャングムの誓い』)が中東で放送される。

 MBCプロダクションは3日、「イランの国営放送IRIB(Islamic Republic of Iran Broadcasting)と『大長今』の放送権契約を締結した。早ければ今年末からイラン全域にペルシア語で放送される見込み」と明らかにした。

 MBCプロダクションは「『大長今』は国政弘報処を通じて今年の下半期からアラビア語圏の全地域に供給され、日本語専門チャンネルのJSTVを通じてアラブ及びヨーロッパで放映される予定。これによる中東での韓流ブームも期待される」と説明した。

 『大長今』は今年の初め、台湾、香港で爆発的ヒットを記録して韓流ブームを加速させた。最近ではこの勢いに乗ってマレーシア、ベトナムなどの東南アジアにも人気が広まっている。

 MBCによれば、『大長今』は現在、インドネシアの地上波局「Indosiar」と契約を結び、インドネシア全域に放送される予定で、香港フェニックスTV衛星でもヨーロッパに住む華僑向けに放送される予定だ。

 MBCプロダクション国際事業部のジョン・ヘヨン次長は「中東地域だけではなくトルコをはじめ、ヨーロッパ市場にも韓流商品を販売できるよう市場開拓のために努めたい」と話した。

シン・ドンフン記者 dhshin@chosun.com
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