「充実の5月」 韓国映画占有率が全国60.7%

 韓国映画が量と質、すべての面で充実した5月を送ったことが分かった。

 シネマコンプレックスチェーンのCJ CGVが発表した5月の映画産業分析資料によると、韓国映画の映画館占有率がソウル58.4%、全国60.7%という高い数値を記録した。

 これは4月の70.1%に比べ低い数値ではあるものの、映画館が全般的に沈滞しているという点を勘案すれば、実質的には相当な進展を見せたことになる。

 5月の全体観客数は前月に比べ、ソウルと全国でそれぞれ30.9%、37.9%増加した。これは昨年と同様の規模だった。

 月別の興行ランキングでは車勝元(チャ・スンウォン)主演の『血の涙』が1位にランクインし、次が『ダンサーの純情』、『キングダム・オブ・ヘブン』、『南極日記』、『スターウォーズ・エピソード3‐シスの復讐』の順だった。

 配給会社のランキングは、『血の涙』のシネマサービスが1位(26.1%)、『キングダム・オブ・ヘブン』の20世紀フォックス(19.8%)、『ダンサーの純情』のショーイースト(18.0%)の順だった。

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