ユ・スンジュン密着ドキュメンタリーに非難殺到

 兵役逃れ疑惑で入国禁止処分を受けて韓国で活動することが出来ない歌手、劉承俊(ユ・スンジュン)の日常を扱ったドキュメンタリーがケーブルチャンネルを通じて放送されることが分かり、波紋が広がっている。

 ケーブルテレビの音楽専門チャンネルm.netは「31日から毎週火曜日午後6時に『劉承俊99.8;Westside Story』を全16回にわたり放送する」とし、「5か月間にわたる撮影を終え、これまで公開されたことのない劉承俊の新婚生活を放送する」と26日、発表した。

 しかし、ネット上にはこの番組を批判する書き込みが殺到している。m.netなど各種インターネットサイトには多くの批判が寄せられ、「スティーブ・ユ(劉承俊の米国名)関連放送禁止」といったコミュニティーまで登場している。

 m.netのホームページには「新しい国籍法施行を控え、国籍放棄者が続出して社会問題となっている中、スティーブ・ユのドキュメンタリーを放送するとは何事か」「金と視聴率がそれほどまでに重要か」といった批判の書き込みが寄せられた。

 これに対してm.netの関係者は「今も劉承俊の米国での生活に関心を持つ人が多いため企画された番組で、劉承俊の結婚式の際、局側が直接出演交渉を行い、かなり以前に5月末の放送が確定していた」と説明している。

チェ・スンヒョン記者 vaidale@chosun.com
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