チャングム李英愛、ドラマヒットの香港で熱烈な歓迎受ける

 香港で爆発的ヒットを記録して終了したドラマ『大長今』(日本タイトル『宮廷女官チャングムの誓い』)を通じて韓流スターに浮上した李英愛(イ・ヨンエ)が香港を訪問して現地で絶賛を受けている。

 香港の消息筋は22日、最近香港を訪問した一部の『大長今』出演者とは違い、ヒロインの李英愛は高級ホテルの部屋を要求せず、報酬も遠慮する礼儀正しいスターと伝えた。

 李英愛が滞在するグランドハイアットホテルは、国家元首が宿泊するプレジデントスイートルームを提供すると本人に伝えたが、李英愛は他のスターとは違い、丁寧にこれを断ったという。

 今回、李英愛を招待した香港のテレビ局TVBの曽醒明氏も「李英愛さんは報酬も受けず、声援してくれた香港のファンに恩返しするために香港へ来た」と話す。

 セキュリティー要員55人の警備を受けて20日午後6時30分頃、香港に到着した李英愛は、学生や主婦など約200人のファンの歓迎を受け、3泊4日の香港訪問をスタートさせた。

 李英愛は空港の到着ゲートで歓迎する香港のファンに深々とあいさつをするなど、疲れをまったく見せず始終笑顔を見せた。

 李英愛は21日午後12時40分から、グランドハイアットホテルで香港、中国、日本の報道陣100人余りが集まる中、記者会見を行い、「『大長今』が香港でここまで人気が高いとは思わなかった」と語った。

 李英愛は「『大長今』は韓国の古典劇なだけにロケ当時は半信半疑だった」と打ち明け、「韓国以外の視聴者に受け入れられるか確信が持てなかった」と語った。

 そして「7月に映画『親切なクムジャさん』PRのためにまた香港へ来る」とし、「今後も韓国映画を応援して頂き、韓国文化を高く評価して頂ければと思う」と香港のファンにメッセージを伝えた。

 李英愛はまた、今後一緒に仕事をしてみたい香港の映画人がいるかという質問にウォン・カーウァイ監督と俳優トニー・レオンの名前を挙げた。

 一方、香港の明報紙は、記者会見で李英愛の一挙手一投足から優雅さが溢れ、続けざまに茶を飲む姿からは気品が感じられ、王妃のような魅力が漂っていたと伝えた。

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