KBS、韓国放送局初のドラマリメーク権販売

 KBSが韓国の放送局としては初めてドラマのリメーク権を輸出した。

 KBSは18日、「制作会社で配給会社の中国パノラマメディア(Panorama Media)とKBS第2テレビの『快傑春香』のリメーク権の輸出契約を結んだ。『JSA』など韓国映画のリメーク権は海外に輸出されたことがあるが、韓国ドラマのリメーク権輸出は今回が初めて」と発表した。

 また「中国や日本の一部テレビ局が『冬のソナタ』をはじめとした韓国ドラマのシナリオ、または場面の一部を模倣して制作したが、大きな成功を収めることが出来なかった。今回の輸出は韓国の放送局と正式に契約を結び、韓国ドラマの制作ノウハウを学ぼうとする試みから実現した」と説明した。

 KBSとパノラマメディアはドラマリメーク権に関する契約以外にも『快傑春香』の制作陣を中国に派遣、中国のリメーク制作陣に制作のノウハウを伝えることで合意した。今年3月に終了した『快傑春香』は中国、台湾、香港などをはじめ、アジア5か国に輸出され、約57万ドルの売り上げを記録した。

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