中国の人気女優チャン・ツィイーが主演する『極道の妻3』の撮影が2006年に急遽延期された。
ヒョンジンシネマのイ・スニョル代表は16日、「最近中国でチャン・ツィイーの関係者と会い、来年3月に撮影を延期することで合意した」と明らかにした。
今年1月、ヒョンジンシネマと中国チャイナフィルムの共同制作、チャン・ツィイーのキャスティングを正式発表までして撮影が6月から来年に延期されたのは、チャン・ツィイーのスケジュールのため。スティーヴン・スピルバーグ監督が企画、ロブ・マーシャル監督がメガホンを取った『SAYURI』のプロモーションが大幅に増え、スケジュール調整が困難になったため。
イ代表は 「『SAYURI』の完成度とチャン・ツィイーの熱演に感動したスピルバーグ監督がアカデミー主演女優賞の受賞を確信している。年末の公開に先立ち、4か月にわたって全世界でプロモーションを行おうと出演者に呼びかけている」としながら、「チャン・ツィイーの価値が高まれば当社にとっても好都合」と撮影延期に同意した背景を説明した。
続けて同代表は「一先ず来年3月頃にクランクインすると口頭で合意し、来月中国を訪問して正式に契約を交わす予定。チャン・ツィイーが最終シナリオまで検討を済ませた状態のため来年のクランクインには何ら問題はない」と話した。
『スポーツ朝鮮/チョン・サンヒ記者 nowater@sportschosun.com 』