バンド「コプチャンジョンゴル」の日本人リーダー、強制追放の危機に

 日本人で構成されたロックグループ「コプチャンジョンゴル」のリーダー サトウ・ユキエ(42)さんが強制追放の危機に立たされていることが分かった。

 1995年、シン・ジュンヒョンに魅せられ、韓国に渡ってきたサトウさんは「コプチャンジョンゴル」を結成、韓日ロックの架け橋の役を務めてきた。

 初期のメンバーは今バラバラになっているが、それでも一人韓国に残っていたサトウさんは、今月初め、韓国出入国管理所から20日まで韓国から出国するよう通告を受けた。

 2003年から開いて来た公演プロジェクト「ブルガサリ」で入場料を受け取り、金を稼ぐ営業行為をしたという理由からだ。

 サトウさんは13日に行った電話インタビューで、「ギャランティーをもらわなければ、入場料をもらっても問題ないと思った。知らずにやったことだが、違法行為をしたことになったので、もどかしい」とし、「強制追放されれば、2年間はビザなしでは韓国に入国できない。今、友人らと対策を話し合っている」と話した。

 ファンらはサトウさんが文化交流に寄与している上、公演が営利目的ではないという点をあげ、嘆願書を提出する予定だ。

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