済州(チェジュ)市・南済州郡が韓流スターの李炳憲(イ・ビョンホン)招待に必死になっている。
南済州郡は今月中旬、城山邑のソプジコジに位置したドラマ『オールイン』セットの開館式に主人公の李炳憲を招き、サイン会を開く計画だと先月29日明らかにした。
しかし、李炳憲の所属事務所であるプレーヤーエンターテイメントは1日、「サイン会に出席する計画がない」と明らかにした。
プレーヤーエンターテイメント側は「出演交渉を一度受けたことはあるが、スケジュールの問題で出席できないという意思をはっきり伝えた」とした。
また、「関連の内容がポータルサイトを通じて報じられ、日本や国内ファンからの問い合わせが殺到、業務がマヒする状態にまで至った」と困惑した様子を隠せなかった。
これに対し、南済州郡は『オールイン』セット開館式に必ず李炳憲を招き、サイン会を開くという方針を維持している。
このように、地方自治体が観光客誘致のため、「韓流スターの招待」に必死になっているが、いざ本人の出演が確定しない状態でマスコミにこれを発表、当該の所属事務所との葛藤が頻繁に生じている。