キム・ハヌルと李誠宰(イ・ソンジェ)が(株)ポップコーンフィルムが設立したプロダクションに移籍した。
前プロダクションから移ったキム・ハヌルとプロダクションに所属せずに活動してきた李誠宰が同じ会社に所属することになった。二人は映画『氷雨』で共演したことがある。
ポップコーンフィルムは「数億ウォンという巨額の専属契約金を要求する芸能人とは違い、二人とは別途の契約金もなく契約を結んだ。互いに意見の一致した作品を制作し、信頼を持って一緒にやっていくことにした」と説明した。
大手の映画制作会社として知られるポップコーンフィルムが新たにプロダクションを立ち上げたことも注目を集めている。同社は『永遠の片思い』(2002年)、『初恋死守決起大会』(2003年)、『霊』(2004年)を制作し、現在はクォン・サンウ、劉智泰(ユ・ジテ)主演の映画『野獣』を制作している。
映画界ではポップコーンフィルムのプロダクション新規立ち上げについて「最近の状況ではあり得ること」といった反応を示している。高額出演料の要求など俳優の権利主張が限界に達した状況について「映画会社ごとにプロダクションを設立しなければならないのか」という声も聞かれた。