「チャン・ユンジョンがNHK歌謡コンサートで韓国人歌手として初めて韓服を着て韓国語曲を歌った」と一部メディアが27日に報道すると、これまで日本で活動してきた韓国人歌手、金蓮子(キム・ヨンジャ)が複雑な心境を表している。金蓮子のマネージャーで夫の金好植(キム・ホシク)氏は27日、公演企画会社を通じて次のように明らかにした。
「金蓮子は83年、日本でNHK『歌謡ホール』(『歌謡コンサート』の前身)にデビュー当時からムクゲを背景に韓服を着て韓国語の曲を歌った。その後、何度も同じ番組で韓服を着て韓国語歌詞の曲を歌ってきた。年の離れた後輩を批判するように受け取られなければと思う」と付け加えた。
新世代演歌歌手のチャン・ユンジョンは26日午後8時、日本の東京渋谷にあるNHKホールから生放送された『歌謡コンサート』に出演、自身のヒット曲『オモナ!』を歌った。チャン・ユンジョンは同番組への出演が決まってから「必ず韓服を着る」と言ってソウルから準備して行ったピンクの韓服を着て歌を披露した。同番組は平均視聴率15%を誇る歌番組で、最近『オモナ!』が日本にも紹介され、今回チャン・ユンジョンを招待した。