『冬ソナ』パロディーCM、中国電子メーカーが制作 

 中国の電子メーカーが「韓流マーケティング」を活用したCMを制作して話題となっている。

 中国大手の電子メーカーOPPOは『冬のソナタ』や『天国の階段』などアジアで高い人気を集めている韓国ドラマのロケ地でMP3プレーヤーのCMを撮影した。このCMは5月中旬から中国、香港、ロシアなどでオンエアされる予定だ。

 モデルもヘンソンとパク・ヘウォンの韓国人タレントが出演した。OPPO側は今後、韓流スターとしてブレイクする可能性のある新人としてヘンソンとパク・ヘウォンを抜擢したと説明している。ヘンソンはKTF、SK 011、チャップスティックなどのCMに出演し、パク・ヘウォンは最近、SKテレコムのCMに出演して顔を知られるようになった新鋭だ。

 二人は最近、『冬のソナタ』のロケ地となった南怡島(ナミソム)や『天国の階段』のロケ地となったソウル市内のロッテワールドなどでドラマの雰囲気を演出したCMを撮影した。この他にもソウル市・上岩(サンアム)洞のワールドカップ競技場などでソウルの姿をカメラに収め、14日から2泊3日間、香港でグラビア広告を撮影した。

 今回のCMの韓国側のパートナーである、MASS MESS AGEの関係者は「若者をターゲットにしたMP3プレーヤーのCMのため、韓流ブームを組み合わせたCMを制作することになった。中国で人気の韓国ドラマを通じて若者にアピールできると期待している」と説明した。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース